この家のオーナーは、仕事も趣味も楽しめる自由の達人。「大切な家族や仲間を招いておもてなしができる家」をテーマに山倉建設と作り上げたのは、約30帖の吹き抜けＬＤＫを主役にしたラグジュアリーハウス。自分が心地いいと感じるホテルやカフェの洗練されたホスピタリティを、住まいにも取り入れたかったと言います。
「ホテルライクなリラックス感を演出する間接照明やインテリアはもちろん、音楽も豊かな住空間に欠かせないもの。各所に天井スピーカーを設置して、どこにいても音楽が楽しめるようにしました。窓際の造作カウンターや庭の植栽はシアトル系カフェからヒントを得て、外からの視線を遮りつつ、建物との調和の取れたデザインに仕上げています」。
調理の時間もゲストと一緒に楽しめるステージのようなキッチンでは、奥さまと料理人の弟さんが手料理を振る舞うパーティも開催。「ゆくゆくはここを自宅カフェにしてもいいし、料理動画を撮影してＹｏｕＴｕｂｅにアップするのもおもしろそう。“新しいことを始めたくなる”この家を建てて、これからの人生がますます楽しみになりました」。