いつかはと考えていた家づくりに踏み切ったのは、我が子とのしあわせな日々がきっかけ。どんどん活発になる姿に、賃貸では手狭だと実感したそうです。「もっとのびのびと遊ばせてあげたかったから」と話すご夫婦の目の前で、お気に入りのミニカーを走らせるお子さん。スタディコーナーを造作したＬＤＫの一角には扉もありますが、今は開放し、段差のない大空間を思いきり満喫中です。「将来的には置き畳を敷いてこたつを楽しみたいね」と笑い合いながらも、育ち盛りでまだまだ目が離せないこれからの暮らしには、全体を見渡せるこの間取りが最適なのだと言います。
　オークの突き板フロアや木目のキッチンなど、内装は北欧のやさしいテイストが好きなご主人のセンスで。随所に造作したニッチと棚にはナチュラルなインテリアが馴染み、扉付き収納の中には奥さま好みの花柄クロスも使われています。「山倉建設さんにはたくさんわがままを言った。その一つひとつに寄り添ってくれたことが、私たちにとって理想の家を建てるのと同じくらい大切でした」。満足度の高いこの家で、お子さんもすくすくと育っています。